「ひやおろし」のおすすめランキング11選!秋を味わう特別な日本酒
posted on 2022-03-14
updated on 2022-08-29
はじめに
みなさんは、「ひやおろし」という日本酒をご存じでしょうか?毎年秋になると、スーパーや居酒屋などでよく見かけるひやおろしは、秋だけの特別なもの。ひと夏寝かせることで、お米の風味がグッと増し、よりコクを感じる日本酒に仕上がります。
今回は、秋だけの特別な日本酒「ひやおろし」のおすすめランキングを11選ご紹介します。ひやおろしの特徴や定義についても解説するので、ぜひ購入する際の参考にしてみてください。
ひやおろしってなに?
秋限定で発売される日本酒「ひやおろし」とは、冬から春に絞った日本酒が劣化しないように火入れ(加熱殺菌)を行い、夏の間に蔵で熟成してから秋に出荷される日本酒のことです。
ひと夏熟成することで、雑味がなく飲みやすい日本酒が生まれます。
ひやおろしの特徴は、火入れを1回行ったあとに長期貯蔵すること。一般的には、日本酒を造る段階で2回火入れを行いますが、ひやおろしは1回だけ。
あえて1回にして長期貯蔵することで、日本酒の生の味わいを残しながら、よりコクのあるまろやかな日本酒に仕上げています。
ひやおろしについては以下ページでさらに詳しく解説しているので、ぜひご参照ください。
ひやおろし記事
おすすめのひやおろしランキング11選
秋限定の日本酒「ひやおろし」について分かったところで、おすすめのひやおろしをランキング形式で11選ご紹介します。ぜひ、購入する際の参考にしてみてください。
黒龍 吟醸ひやおろし
こくりゅう ぎんじょうひやおろし
1804年創業の黒龍酒造は、福井県に蔵元を構え、白山山系の雪解け水が湧き出る自然豊かな環境で日本酒造りを行っています。
「黒龍 吟醸ひやおろし」は、酒米に福井県産の五百万石を使用。メロンのようなフルーティーな香りが印象的ですが、味わいは芳醇で、しっかりとした米の旨味を感じさせる日本酒に仕上がっています。ひやおろしらしい、まろやかな風味と酸味を感じられる一品です。
冷や・常温・ぬる燗のいずれかで飲むのがおすすめ。お米のうまみをどっしりと感じられるでしょう。
蓬莱 ひやおろし 蔵元鑑査
海外でも人気のある日本酒メーカー「渡辺酒造」は、創業150年を超える老舗の酒蔵です。蔵元のある岐阜県飛騨市は、冬になると降雪量が多い土地で、まさに日本酒造りにはうってつけ。極寒のなか製造される日本酒は、香り高いきめ細かなお酒に仕上がります。
中でも「蓬莱 ひやおろし 蔵元鑑査」は、穏やかで落ち着いた味わいの上品な日本酒です。米の旨味を楽しめるまろやかな風味が特徴。秋の風物詩であるキノコやサンマと一緒に、食中酒として味わうのもおすすめです。
越後鶴亀 ひやおろし 純米熟成酒
1890年創業の「越後鶴亀」は、新潟県の日本酒メーカーです。「お客様に一番美味しい状態で届けたい。」というこだわりのもと、原料米にこだわり、フレッシュな状態のお酒を提供しています。
秋限定のひやおろし「越後鶴亀 ひやおろし 純米 熟成酒」は、新潟県の日本酒の特徴である淡麗辛口の味わいを活かしながら、口当たりのよいまろやかな風味に仕上げています。角がなく、日本酒初心者の方でも飲みやすいひやおろしです。
初亀 純米吟醸 ひやおろし
静岡県最古の酒蔵として有名な「初亀醸造」は1636年に創業の、全国でも31番目に古い老舗の酒蔵です。
中でも評価が高いのは「初亀 純米吟醸 ひやおろし」。初亀らしいあっさりとした口当たりはそのままに、お米の優しい甘味や旨味が口の中に広がります。辛口タイプのひやおろしで、キレは抜群。脂がのったサンマなどと味わえば、スッキリとした後味を楽しめるでしょう。
麒麟山 紅葉
1843年創業の麒麟山酒造は、新潟らしい淡麗辛口の日本酒造りを行う酒蔵です。森林に覆われた豪雪地帯で、日本酒を醸しています。
「麒麟山 紅葉」は、秋だけの特別な日本酒。新潟の酒造業界が15年かけて開発した酒米「越淡麗」を100%使用し、 3年以上の時をかけて熟成させました。新潟ならではの淡麗辛口の味わいをそのままに、 3年間熟成されたふんわりとした熟成香が芳ばしく感じる一品です。秋の味わい深いひやおろしを味わうならこちら。
月山 純米吟醸 ひやおろし
初心者でも飲みやすいフレッシュでクリアな日本酒を製造するのは、島根県で日本酒造りを営む吉田酒造。約300年近い歴史を持つ老舗の酒蔵です。
中でも「月山 純米吟醸 ひやおろし」は、島根県オリジナル酒造好適米「佐香錦」を使用した珠玉の一品。米の旨味をしっかりと感じるだけでなく、キレのよい酸味が光る味わいに仕上がっています。まろやかで柔らかい風味は、ひやおろし初心者にもピッタリです。
大山 特別純米酒 蔵囲い限定品
山形県に蔵を構える加藤嘉八郎酒造は、1872年創業の酒蔵。昔は東北の酒所として、広島の西条・神戸の灘に並ぶほど、酒造りが盛んな地域として有名だったそうです。
最上川など豊かな伏流水を使用し醸された、秋だけの限定酒「大山 特別純米酒 蔵囲い限定品」は、山形県の日本酒が造り出す優しい米の甘味だけでなく、柔らかな酸味、ひやおろしらしい旨味が調和した一品。芳醇なひやおろしの味わいの中に、洋梨のような華やかな香りが引き立つ日本酒に仕上がっています。
浦霞 特別純米酒 ひやおろし
とくべつじゅんまいしゅ ひやおろし うらかすみ
宮城県を代表する酒蔵といえば、「浦霞」を代表銘柄とする佐浦株式会社です。海沿いの塩竈市に蔵元を構え、自然豊かな環境で酒造りを行っています。
秋にしか飲めない「浦霞 特別純米酒 ひやおろし」は、毎年人気の商品。宮城県産の「ササニシキ」を使用し、しっかりとした米の旨味と酸味がちょうどいいひやおろしに仕上がっています。ほのかに香る果実香が漂い、口に入れるとすっきりとした後味が広がります。
やまとしずく 純米吟醸 ひやおろし
やまとしずく じゅんまいぎんじょう ひやおろし
「出羽鶴酒造」と「刈穂酒造株式会社」の2つの酒蔵を統括するのは、秋田清酒株式会社。日本酒をはじめ、焼酎やリキュールの製造・販売も行っています。
「やまとしずく 純米吟醸 ひやおろし」は、同社が取り扱う日本酒ブランドの一つ。原料米に「秋田酒こまち」、酵母に「AKITA雪国酵母」を使用し、秋田県の魅力をたっぷり詰め込みました。爽やかな香りと、キレの良い後味が特徴で、何度飲んでも飽きがこないおいしさです。日本酒をこれから始めたい人にも、おすすめのひやおろしでしょう。
一ノ蔵 特別純米 ひやおろし
1973年、宮城県にある4つの酒蔵がひとつになり誕生した「株式会社一ノ蔵」。代表銘柄に「一ノ蔵」を製造する、全国的にも有名な酒蔵です。
「まるみとまろやかさを併せ持った軽快な味わい」をコンセプトに、お米の上品な甘味と、雑味のないスッキリとした味わいに仕上げた「一ノ蔵 特別純米 ひやおろし」。りんごやバナナのような芳醇な酸味も軽快に感じる日本酒です。キレのあるひやおろしとして、秋のおいしい味覚と味わってみるのもおすすめです。
鶴齢 特別純米 ひやおろし
新潟県魚沼市という豪雪地帯に蔵を構える青木酒造は、1717年の創業当時から酒造りを行っている酒蔵です。新潟県の日本酒の特徴である「淡麗辛口」ではなく、「淡麗旨口」の味わいを目指しています。
山田錦を50%使用した「鶴齢 特別純米 ひやおろし」は、一定に温度が保たれる雪室で長期熟成されることで、丸みを帯びた柔らかな味わいに仕上がりました。口の中で、5味(甘辛酸苦渋)が調和するちょうどいい塩梅です。バランスがよく、飲みやすいひやおろしでしょう。
要素評価
まとめ
秋だけにしか味わえない特別な日本酒「ひやおろし」。今回は、ランキング形式で11選ご紹介しました。どのひやおろしも、米の旨味と甘味をしっかりと感じられるのが特徴です。
米の旨味を感じながらも、酸味と調和することでまろやかな味わいが楽しめるひやおろしは、日本酒をこれからはじめてみたいという人にもおすすめのお酒です。毎年変わった味を楽しめるひやおろしを、ぜひ手にとってみてください。
むなかたりょうこ
利酒師。福島県出身・京都在住のWEBライター。現在は、お酒を中心にグルメや旅行、取材記事の執筆を行っています。好きな日本酒は福島県の「奈良萬」。